アパラチアン・スイング

       


アパラチアン・スイング

ケンタッキー・カーネルズ


ブルーグラスのセカンド・ジェネレーションの中で最高のパワー、テクニック、スピリッツを持ったケンタッキー・カーネルズが、1969年代初期にブルーグラスとフォークの古典に果敢にアタックしたブルーグラス・インストウルメンタル屈指の名盤。

ユナイトレコード/発売元・キングレコード GXC 2013


Original Title:

KENTUKY COLONELS

Featuring

ROLAND WHITE and CLARENCE WHITE with Billy Ray Latham, Roger Bush, Bobby Slone & Leroy Mack


Commentary:

解説-TAKESHI SHIMADA-‘78.8


Personnels:

ローランド・ホワイト(ROLND WHITE) – mandorin

クレレンス・ホワイト(CLARENCE WHITE) – guitar

ビリー・レイ(BILLY RAY) – banjo

ロジャー・ブッシュ(ROGER BUSH) – bass & banjo

ボビー・スローン(BOBBY SLONE) – viorin & bass

リロイ・マック(LEROY MACK) – dobro


Recording:

WORLD-PACIFIC STUDIOS Hollywood, California


Production Credit:

A RICHARD BOCK / ED  PEARL PRODUCTION

cover photo by Phill Melnick

audio by Richard Bock

liner notes:Martyn Smith


Songs: [第1面]

  1. クリンチ・マウンテン・バック・ステップ Clinch Mountein Back-Step
  2. 9ポンドのハンマー Nine Pound Hammer
  3. リッスン・トゥ・ザ・モッキン・バード Listen To The Mocking Bird
  4. ワイルド・ビル・ジョーンズ Wild Bill Jones
  5. ビリー・イン・ザ・ロウ・グラウンド Billy In The Low Ground
  6. リー・ハイウェイ Lee Highway
  7. フォー・ラビング・ミー That’s What You Get For Loving Me

[第2面]

  1. 私は巡礼 I Am A Pilgrim
  2. プリズナーズ・ソング Prisoner’s Song
  3. サリー・グッディン Sally Goodin
  4. バラード・オブ・ファーマー・ブラウン The Ballad of Farmer Broun
  5. 色あせし恋 Faded Love
  6. ジョン・ヘンリー John Henry
  7. フラット・フォーク Flat Fork

My Comment:

日本では、東芝EMI版の後に、キングレコードさんより、英国の「UNITED ARTIST RECORDS」版としてリリースされたアルバムです。

このアルバムには、1965年のシングル版のThat’s What You Get For Loving Me「」と、「The Ballad of Farmer Broun」が追加収録されています。

尚、「That’s What You Get For Loving Me」は、「[第1面]」の最後に追加されているのですが、「The Ballad of Farmer Broun」は、何故か、[第2面]の4曲目に無理やり挿入されていて、私的には、オリジナルの「アパラチアン・スイング」の、曲の流れが台無しになっていると思います。

又、「東芝EMI版」は、オリジナルの「WORLD-PACIFIC版」のマスター音源と同等の仕様だと思われますが、このアルバムは、夫々の楽曲の楽器の定位やバランスが、全く異なっており、別物の、「オムニバス・アルバム」と云うイメージです。

とは云え、シングル版の2曲が追加収録されている、この英版アルバムをリリースして頂いた、キングレコードさんには感謝です。


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